日本のお茶

お茶の収穫時期

同じ茶葉でも収穫時期により、できるお茶が異なります。

福岡八女を中心とした北部九州を例に説明します。

  • 4月中旬
  • 4月下旬
  • 5月上旬
  • 5月中旬
  • 5月下旬
  • 6月上旬
  • 6月中旬
  • 一番茶
  • 二番茶
煎茶・玉露茶かぶせ茶玉露・てん茶(煎茶)
高級煎茶、白折茶、粉茶、深蒸し煎茶
番茶・烏龍茶・紅茶

お茶の種類

煎茶

煎茶(せんちゃ)

日本で生産される代表的なお茶。新芽を蒸した後、揉捻・乾燥して作る。

玉露(ぎょくろ)

一番茶の生育期に20日ほど被覆をし、日光を遮って栽培した新芽を、
煎茶と同様の工程で作る。

てん茶(抹茶)

玉露と同様に栽培した新芽を蒸した後、揉むことなくそのまま乾燥させたもの。
これを臼で挽いて抹茶にする。

かぶせ茶

摘み取りの1~2週間前に茶樹に直接覆いをして育てた新芽を、煎茶と同様の工程で作る。

玉緑茶(たまりょくちゃ)

煎茶の成形工程を省き、曲玉状に仕上げる。蒸し製、釜製がある。

番茶(ばんちゃ)

古葉や硬い新茶を原料として、煎茶と同様の工程で作る。

烏龍茶

茶葉の発酵を中途で釜炒りによって止めた後、揉捻・乾燥して作る。

紅茶

茶葉を揉捻し、完全に発酵させた後、乾燥させて作る。

焙じ茶白折焙じ茶

焙じ茶

煎茶や番茶、茎茶を炒った(焙<ほう> じた)もの、焙煎(ばいせん)したもので、
独特の香ばしさを有する。

白折

玉露や煎茶の製造過程で取り除かれた茎の部分を集めたもので、
茎独特の味がある。茎茶の一種。

粉茶

荒茶から煎茶を作る製造工程で出た粉状の切れ端を集めたもの。

深蒸し

生茶葉から煎茶を造る最初の工程である「蒸し」の時間を、
1分から3分程度と長く取るものを深むし茶という。


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