日本のお茶

園主が考える良いお茶をつくるための3つの条件

安心・安全 栄養豊富 良い土地・肥料

土づくり ~生きた土、健康な土~

いりえ茶園は、土づくりにこだわっています。 大地にはえる草の果実を昆虫や動物などが食べて、それを他の動物や人間が食べます。 人や動物は、土に返り、バクテリアなどの地中微生物によって分解され、植物に取り 込まれる、というように、土は食物連鎖の鍵になっています。土の中の微生物もさまざまな種類のものがあり、助け合って共生するものもあれば、敵対するものも在り、それでバランスが保たれているのです。良い土は、弾力があり、香りが良く、甘い香りがします。また、土が健全であると微量要素(ミネラル)の含有量もビタミンの含有量も高くなり、病害虫発生もなくなってきます。土の健康はそのまま作物の健康であり、ひいては私たちの健康であるといえます。この自然の土にこだわり、この土でいりえ茶園のお茶は育っています。

園主が考える良いお茶をつくるための3つの条件

園主が考えるよいお茶(農産物)の条件

私が思うよい茶の条件は、本来茶が持つ自然のミネラルやビタミンを十分に持ち、 殺菌、毒消しの作用を持つカテキンを豊富に含んだものです。
勿論、口に入れる嗜好品でありますから、美味しいのは当然のことです。

安心・安全のお茶

いりえ茶園では30年来、無農薬・無化学肥料で栽培しております。
起業しようと志した当初、日本の農業は大量生産型の農薬、化学肥料を使うのが常識的なものでした。
しかし、丁度同じころ成人病が流行りだし、私自身も病気したことから、何が原因か考えた時、全ては口から取り入れる食物ではないかという考えに行き着きました。
これまでの農業では近い将来、もっとひどい事になると考え、有機栽培を始めました。
30年たった今は、その考えが間違いではなかったと確信しています。

健康を考える事は食を考える事、食を考える事は農を考える事だとおもいます。
まずは健康な土を作る事。土中の微生物が繁殖し、思いっきり働ける環境を作れば健康な作物ができ、害虫や病気への抵抗力が強い作物が出来ます。
微生物が増えれば、自然とミミズ、モグラ、蛇、鳥達が増え、畑の中に生態系が出来ます。
こうなれば害虫の天敵であるテントウムシ、カマキリ、クモ等が活躍します。
こうなれば、最早農薬は必要ありません。

肥料のへのこだわりも大事です。鹿児島県枕崎産のカツオでつくった肥料を使用します。
遺伝子組み換え無しの菜種を搾った一番搾り菜種粕を使用します。
良質な完全腐食の堆肥しか使用しません。
この様に、直接人間が口に入れても安全なものしか使用しません。

環境面も大事です。寒暖の差があり、周辺の畑と隔離された土地です。
農薬の飛散がない土地で栽培しています。

検査も大事な仕事です。畑に関しては年2回の土壌検査をして、状態をチェックします。
また、製品になってからも、毎年残留農薬検査を行っています。
当園のお茶は世界一厳しい(日本の1000倍)ユーロの農薬残留基準も合格しています。
(ドイツ・Drシュペヒト社検査)
本年度は放射能検査も受けております。(不検出)


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