カフェインの効果①
- 2013年06月20日
- お茶にまつわる豆知識
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熱水によく溶けて苦みを呈するカフェインは摂取後速やかに吸収され、
様々な作用を体感することができます。
そのためカフェインは、茶が長年にわたって飲まれ続けてきた根本成分で
あると言われています。
これから数回、このカフェインのもつ健康効果について取り上げます。
中枢神経興奮作用
カフェイン及びその類縁体のテオフィリン、テオブロミンは、世界三大嗜好飲料として
愛飲されている、お茶、コーヒー、カカオだけでなく、コーラやマテ茶など60種類以上の
植物に含まれています。
カフェインは麻薬などと同じアルカロイドの仲間で様々な薬理作用を示しますが極度な
習慣性はありません。
カフェインの持つ代表的な作用には、中枢神経の興奮、利尿作用、心筋興奮
気管支節や環状血管の弛緩作用などがあります。
摂取したカフェインの体内への吸収は速やかで、摂取後30分~1時間程度で
血液中の濃度は最高になり、様々な効果を体感することができます。
就寝前にカフェイン入りの飲料を飲むと眠れなくなることがあるのもこのためです。
つづく