無農薬・無化学肥料栽培30年 八女茶 いりえ茶園

八女茶畑ブログ

御歳暮

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ロンドンプロモーション

先月末、福岡県主催のイギリス・ロンドンでのプロモーションに活動に福岡県のお茶屋代表として参加しました。

こちらからは県知事を始めとした県の方たち、あちらもロンドンの市長などが参加され大賑わいでした。

あちらで偶然にも同郷の同級生2人とバッタリ遭遇し、驚きと刺激に満ちた4日間となりました。

 


寒い冬

年が明け1か月たち、また寒さが盛り返してきましたが

皆様体調などはいかがですか?

今の時期は、畑作業は新茶に向けた肥料の施肥が仕事です。

有機栽培で使用する有機肥料は効いてくるのに時間がかかるため

この寒い時期から取り掛かります。

もうしばらくすれば、畑でもフキノトウやたらの芽が芽吹いて

一気に春の雰囲気になります。

春の季語で「山笑う」という言葉がありますが、とても時期にマッチしていて

大好きです。


台風一過

皆さんのお住まいの地域は如何でしたでしょうか。

こちら、福岡八女は運よく台風のコースから外れ

多少の風は吹いたものの被害はありませんでした。

今年はまだ台風が来そうな気がしますので、

みなさんお気をつけて

 


晴耕雨読

最近、毎日雨が続いていますね。

こう毎日降られると具合が悪くなりそうです。

タイトルにある様な「晴耕雨読」みたいな生活は憧れますが

そうそううまくいかないのが現実ですね。

 

雨が降ろうと雑草は成長し続けるので、小雨のチャンスに

草を切り続ける毎日です。


華は野に在る様に

「華は野に在る様に」

この言葉は茶人、千利休の言葉と言われています。

今ある華道も基は茶道から枝分かれしたものです。

ある年、利休の家に植えていた朝顔が大変美しく咲き誇っていたそうです。

それを聞いた時の天下人秀吉は一目見たいと利休の家を訪れました。

しかし、通された茶室には一輪だけ植えられた朝顔だけが飾ってありました。

そこで言った言葉が「華は野に在る様に」

つまり、世話をしてたくさん咲き誇ったものではなく、野に咲く一輪の

朝顔が美しいということ。

 

この話には色々な伏線があり、このころ利休は秀吉の庇護の基、絶大な権力を

持っていました。

しかしその様な咲き誇る権力の華は、己が見出した侘茶とはかけ離れたものであり

利休は事あるごとに秀吉の意見に対し反対する様になっていったのです。

つまり、「華は野に在る様に」とは朝顔と自分をだぶらせていた、

一人の茶人、芸術家としての誇りによる反抗だったのかもかもしれません。

この一件が後の千利休切腹の遠因となったと言う研究家もいます。

 

 

しかしこの言葉、聞く度、言う度に考えさせられます。

おそらく利休の言わんとしたことは、自然とはそこの在る

それだけで完璧な美である、そして人もそうあるべきだと

いうふうに私はそう解釈しています。

はたして私はその様に生きているのか、少し考えてしまいますね。


明けましておめでとうございます


2013年がついに始まりました。
昨年はオリンピックがあったり、八女の地では
水害があったり、はたまた東北ではまだ地震が続いていたり
本当にいろんな事がありました。

この新しい一年は、まったく新しい気持ちで迎え全ての方に
とって幸多い年になればと思います。



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